1.私の成程


オーマイニュース編集部に行ってきました。(上) | Parsleyの「添え物は添え物らしく」


オーマイニュース編集部に行ってきました。(下) | Parsleyの「添え物は添え物らしく」


はじめまして。そして、お疲れ様でした。Parsleyさんが事前に告知されていたオーマイニュースに対する「質問募集」に関して『シム宇宙の内側にて』のfw0さんやid:republic1963さんといった方がTBのうえで質問ないしメッセージを寄せられていたのですけれど、オーマイニュースに対する原則的な無関心を再三公言してしまった私としては、取材の行く末について興味はありましたが、Parsleyさんに預けるに値するような質問の類は浮かばなかった。Parsleyさんもまた、音羽さんの件に関しては当事者であって、その点については御本人が直接確認されることでしょうし、多くの人達の興味はオーマイニュースそのものにあるのであろうから、ということで触れませんでした。ただ1点、私が個人的に気にかかっていたことは、オーマイニュースの外部における音羽さんの言動について編集部は把握ないし関知しているのか、その点について、編集部としては、あるいは平野氏はいかなる見解を持っているのか、つまりは団体として責を負うといった意思はあるのか、ということでした。思いがけなくも、明確な回答を得られました。Parsleyさん、ありがとうございます。部分的に引用する類のものでもないので、興味のある方は、というかそういった方はとうに読まれているとは思いますが、上記リンクを御覧ください。


私の感想を記すなら、というか件のmixiメッセージや無断転載等、Parsleyさんが本件に関して一種の「とばっちり」を被ったことの責は(時系列的な経緯として直前まで音羽さんとやりとりを重ねていた)私にもあるのであろうとは思いますが、あくまでParsleyさんが平野氏らに問われた事項の「当事者のひとり」としての私個人は、平野氏らの当該の応答を読んで、ああ、なるほど、と了解はしました。納得したかと問われたなら別ですが、私はオーマイニュースの編集部に対して無関心ゆえに見識としての定見もまた持ち合わせてはいないので。記事をあるいはオーマイニュースを離れての記者の行為に対しては方針として原則的に関知せず、送付された記事のみを恣意なく検討したうえで掲示している、と言われるのであれば、そうですか、で私個人としては反撥もない。「当事者」たるParsleyさんが質問されていた、年末の当該の記事を掲載した編集部の見識を問う任には、私はないと自ら判断しているし、関心がない以上そのモチベーションもまたない。


結局のところ、私個人はあくまで、10月に話題を呼んだ記事の執筆者としての個人と一貫して話していた。品行の責は個人が負う。個人の所属団体に対して、読者として記事の掲載責任を問うならともかく、法的な処罰を受けたわけでもない個人の品行について「管理責任」を問う趣味は、あくまで私には、ということだけれど、ない。所属する個人の品行によって団体全体の評判が下落することは、道理ではあろうが、別に私が心配することでも責めることでもない。つまりは、オーマイニュースをめぐる諸問題について私は批判的な異見を掲示する意思はないし、音羽理史という個人の品行について、言い換えれば投稿された記事の掲載という段階の外部の一切に関してはオーマイニュース編集部は、あるいは平野氏は方針ないし意思として原則的に関知しない、投稿記事の掲載段階に対してのみ責を負う、ということであるなら、なるほど了解しました、で私としては終わる。


メディアとして、記事の掲載責任のみを編集部は負う、市民記者との関係性は記事の掲載段階にのみ限定されていて、それ以上でも以下でもない、編集部としてのトータルな方向指針についてもまた意識的には掲げない、ということなのでしょう、対外的な見解としては。思うところはないでもないですが、それもまたひとつの在り方ではあって、そうした在り方に対して合意する人達が現行のオーマイニュースに参加しているのであろうから、そうである以上は、音羽さんの件を通じてオーマイニュースというメディアに対してなにがしかを云々するモチベーションは、あくまで私には、ということですが、発生しない。自由と放任と無責任は異なる、という常套句を思い出しはしましたが、考えあってのことでしょう。音羽さんの件に関する、編集部あるいは平野氏の「見解」「意思」ないし「方針」が開示された以上、私は私なりに満足し、また腑に落ちたという意味では「納得」しています。改めて、Parsleyさん、ありがとうございました、またお疲れ様でした。かつ、おそらくは当方における経緯もまた関係して、間接的な「とばっちり」を被らせてしまったという側面があったであろうこと、遅ればせながら、申し訳ありません。