横尾誠さんの読書歴が渋すぎる件


はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):【長崎市長選】「父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか」 落

2007年04月23日 Baatarism これを読むと当選させなくて正解だったかもと思う。w つhttp://d.hatena.ne.jp/o-tsuka/20070420#p1


↑ブクマコメントにて紹介されているエントリ。


2007-04-20


文中にて抜粋が紹介されてあって、辿り着いた。私が引用するのも惜しい。有無なく現物を御覧あれ。


http://www.nishinippon.co.jp/media/A-3000/9801/book/yokoo.html


個人的には。この人のことが一発で大好きになりました。id:Baatarismさん、o-tsukaさん、ありがとう!


それにしてもこの横尾誠記者、ノリノリである


つうか、目筋は良いし、新聞記者に似合わず博識で知的で批評眼も見識も愛嬌もそして人柄に癖と屈折もあって、中野翠さんの口癖じゃあないが、今すぐこの人とがっちり握手しに行きたい気分だよ私は。兄貴と呼ばせてください。


この人の読書歴が今なおネットにて連載されていたら私は速攻でアンテナに加えるであろうし、書籍化された暁には塩山芳明のそれのように絶対買う。立花隆のそれよりよほど面白いことは面白い。呉智英の著作についても幾度も取り上げて「私はこの人が好きだ。」と言い切っている。私は、呉さんのことを好きだと言い切る人が好きだ。


しかるに。こうした素敵にCOOLな人物の職業適性については。


長崎市長選 | 治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ

何故、亡くなった市長の娘婿さんは出馬表明の際、あんなにニタニタしていたのでしょうか。ああいう顔のつくりなのかもしれませんが、「不謹慎な人だな」と思ったのは私だけではないでしょう。もうそろそろ開票結果が出ますが、仮に同人が当選したとしても本当に長崎市長にふさわしいのかどうか疑問が拭えません。


愛読しているブログから。本題としての「テロ行為の卑劣さ」についてはまったく同意です。


―→銃撃 - 地を這う難破船


―→銃撃――補記 - 地を這う難破船


――で。引用についても同感。人間、適材適所です。青島幸男東京都知事を知る都民としては、痛切に。あまりにリテラルなシニシストが行政の長に就くのは如何なものかと。地は隠してもすぐに露出します、というか引用の通り出馬表明の時点から……


つか、このサイト自体が結構面白い↓。


http://www.nishinippon.co.jp/media/A-3000/9801/book/dokusyo01.html#010


フランクな雰囲気が好もしい。言論は愛嬌、文章は人柄、飾らない普段着の意見や感想が一番。最近つくづくそう思いつつ読むほうでも書くほうでも全然実践できていない私は、上記サイトの同人誌(というかミニコミ)ノリに少しくなごんだのでした。


新聞記者一般におかれる、公的言語と私的言語の分別についても思うところのあったのだけれども。機会があったらということで。


小なりの個人ブログなりに頻繁に政治的/社会的な話題に触れていると、時々切実に思う。大文字の公的言語には疲れた、たまには素敵な私的言語を読みたい。とはいえたとえば増田がその受け皿になっているかというと――いや面白く読んではいるのだけれどさ。